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ラ・ターブル・ド・トリウミ

茅ヶ崎駅から歩いたら20分以上かかる、ふつ~~~うの住宅地の中にある一軒家のフランス料理店「ラ・ターブル・ド・トリウミ」。 鳥海シェフは「料理の鉄人」に出演したこともあるという実力派。

そんな場所(ほんとにわかりにくい場所にあります!)にレストランを構える有名シェフ・・・。
絶対に偏屈なガンコ親父系シェフか、湘南の「おフランス」を気取るスノビッシュなチョイ悪系シェフに違いない!! 
そういう予想の上での初見参となりましたが、いい意味で裏切っていただきました(*^_^*)。


住宅地の中、それも車の出入りの少ない細い路地の中に立つお店はとても静か。テーブルの配置もゆったり。 サービスをするスタッフは普通のスーツ姿。 お料理を自分でサーブしに来るシェフはシャイな感じで、お料理についてボソッと一言二言説明しては、そそくさと厨房へと戻っていきます。


月替わりの2種類のコースが基本。

3月のお薦めコース

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まずはアミューズ。 チーズ味のシュー皮と、契約農家で作られた野菜にゲランの塩。美味しい野菜と美味しい塩はご馳走ですね。


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早掘りタケノコのガレット仕立て。
タケノコのソテーの下には海老のパテ(のようなもの)。その下にはせん切りタケノコ。それにアメリケーヌソース(ザリガニソース)が添えられています。 海老・・軽く叩いて丸くまとめ、火を通したもの・・・がプリプリでおっいし~~~♪

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帆立のグリル・フラン・スモーク

今の時期しか入手できないという、天然の大ぶりな帆立。 貝柱はグリルし、その上に焼きチーズが添えられています。 肝の部分はフラン(茶碗蒸しみたいな感じ)。 ヒモはスモーク。
各部位を、それぞれまったく違った形に仕立てています。グリルは、芯がちょっとレアという絶妙な焼加減。貝柱そのものの甘みと、焼きチーズの軽い塩味、敷いてあるアスパラのリゾットも軽めの味付け。フランは濃厚。 ヒモはスモークがとても効いていて、ワインがいくらでも飲める! これがメインでも充分満足できるような一皿です。


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メインはサカナのアクアパッツア仕立て

アクアパッツア大好き!! 貝のエキスと魚のうま味と、野菜の甘みと・・・。塩味の加減もよく、堪能いたしました。 お皿をなめたいくらい!

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フォンダンショコラ

すべてほんとうに美味しかったし、このフォンダンショコラもティータイムだったら・・・。
ディナーの締めとしては、ちょっとズッシリ過ぎて、きびしかった!! それに温め方がちょっと足りなくて、中のチョコのトロリ感が足りない感じでした。 残念!

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最後のコーヒーに添えられていたプチデセール。 紅茶のプチマカロン・・・写真ではわからないけれど、ほんの2cmくらいのミニサイズです・・・は間にレモンカードがはさまっていてとても爽やか。
緑の四角いものは、大好きなスペインの焼き菓子ポルボローネによく似たホロホロとした食感。 お土産用の販売して欲しい!!


旬の食材を取り入れたメニュー。 別の季節のお料理も食べたいと思うお店です。
by otravez | 2008-03-20 21:38 |

楽しいこと、美味しいもの・・・目指すのは「いいことずくめ」の毎日!

by otravez