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浜降祭2007

仙台レポートはまだまだ続くのですが、今日は海の日のスペシャルトピック。

毎年海の日に開催されるお祭り浜降祭(はまおりさい)。
夜中のうちに茅ヶ崎・寒川の神社30社から、34基のお神輿が繰り出し、早朝(5時)海岸に参集し、海岸を練り歩き、そのうちの何基かは海に入って禊をするという、古くからのお祭りです。
(写真をクリックすると大きくなります)

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まるで浜降祭に間に合わせたように、台風は2~3日前の予報より遥かに早く駆け足で通り抜け、今朝は曇り空ながらも雨の心配はなさそうです。

朝、4時前に起き、歩いて海岸へ。我が家から海岸に向かって歩いていくと、目の前に開けるのは大島を背後に従えたえぼし岩。 





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会場の西浜海岸に向かって、サイクリングロードを歩き始めると、目の前には朝日に染まる箱根の山々。 右手の山の山肌に白い筋のように見えるのが大涌谷。 晴れていたら富士山も見えるはずなんだけど、今日は仕方ないね。 それにしても、今日のような曇り空でも東からぐるりと視線を移していくと、房総半島→三浦半島→江ノ島→烏帽子岩→大島→伊豆半島→(初島、今日は見えてなかった)→箱根→丹沢と、ぐる~~っと見渡せる茅ヶ崎。 ほんとに相模湾のど真ん中!






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一番神輿の入場は5時頃。 今年は三島大神が一番手だったようです。

朝日を浴びて、きらきら光るお神輿。







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ご祭主の寒川神社のお神輿。天保十年に作られたものなのだそうです。 お神輿の周囲に張られている布が、寒川神社だけは紫色です。入場の際も、露払いの榊や神主さんに先導されて入ってきました。











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次から次へと入場するお神輿。 観衆もずいぶん集まっています。







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左手の小振りなお神輿は女神輿。 担ぎ手は全員女性です。 他にも子供神輿が2基、出ていました。




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観衆の中にはこんな子も。 本人(犬)は、あまりの人の多さに硬直?







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本来は、神輿が海へと入っていくのですが、今年は会場となった浜でもこんな大波。 海には入りませんでした。










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そうは言っても、やっぱり本来の姿に少しでも近づけたいのが人情。 波打ち際まで行くお神輿もありました。 お~い、気をつけろ~~!!











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ちなみにこれって「神事」です。 ちゃんと祝詞をあげたり、玉串の奉納があったり、セレモニーもあります。







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でも、お祭りといったらやっぱり「縁日」だよね。 定番のヤキソバ、お好み焼き、とうもろこしはもちろんだけど、やっぱり海の近くのせいか「いかのぽっぽ焼き」の屋台がたくさん出ていたような・・・。 


朝8時には一斉お発ち(お神輿が各神社に向けての帰路につく)。 朝早過ぎて遠くからはなかなか見にこられない、地元中心のお祭りです。

茅ヶ崎市民歴、子供の頃から通算すると23年以上の私ですが、浜降祭に行ったのは今年が初めて。
このお祭りが海の日に行われるようになったのは10年くらい前のこと。 それまでは7月15日に行われていました。梅雨の最中の平日のお祭りということで、小学校の頃は学校から「参加禁止令」が出ていたし、中学高校時代ももちろん学校があるから無理。 それに、実家のあたりは茅ヶ崎市でも藤沢との境に近い新興住宅地(当時は)のため、近隣に神社仏閣は一切なく、浜降祭とは無縁な地域だったのです。
来年こそは、お神輿が海に入る光景が見たいなあ。



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帰り道。 茅ヶ崎の海岸のシンボル、サザンC。 “C”の切れ目に江ノ島がはさまってる(*^_^*)
相変わらずの荒れた海。





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それでもがんばるサーファーさん。彼等にとっては絶好の波なのでしょう。 気をつけてねぇ~~
by otravez | 2007-07-16 18:01 | 地元

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